東京グローバルパートナーズセミナーでインドネシアのコーチが来日

先週東京新宿の都庁でグローバルパートナーズセミナーが開催され、17の国と地域の代表が来日しました。

小池百合子東京都知事と記念撮影するNorman


インドネシアのジャカルタからFaisal Norman氏が代表としてセミナーに参加。
Faisal Normanは元インドネシア代表のスピードインラインスケーターで、現在ではコーチを務めています。



グローバルパートナーズセミナーとは

東京都では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功や、大都市共通の課題解決などを目的に国際協力・交流を推進しています。その取組の一環として、昨年度に引き続き、東京グローバルパートナーズセミナーを開催します。

本セミナーでは、世界各都市の国際部門の統括責任者等が集い、各々の都市が有する経験や直面する優先課題の共有などを通じて、都市間の連携について意見交換を行います。

Norman(写真左から2番目)とは私がDKIジャカルタチームのテクニカルアドバイザーとして就任した2012年からの付き合いで、2014年には全日本選手権の為に来日しました。

テクニカルアドバイザーとは?
インドネシア4年に一度の国体PONの為の強化合宿計画やコーディネート、大会時にアドバイスを行います。
例えばインドネシアで知られていない戦術を伝えたり、天候や体調で状況が変わってしまった時のリカバリーの方法を、ヘッドコーチの立場ではなく若干外側から客観的にリサーチして伝える役割をしてます。

このニュースのポイントは7年前まで現役の、まだ30代のローラースケートスピードスケート出身者が、国の代表としてセミナーに参加しているという事です。

つまり、Normanはインドネシアのオリンピック委員会で地位と発言力があり、国内のスポーツにおいて大きな影響力を持っているという事です。

昨年ジャカルタで開催された、アジア版オリンピックのアジアンゲーム。ローラースポーツはスケートボードとスピードスケートが種目として認定されています。

日本国内では「スケボーがオリンピックになったので、アジア大会でもスピードがラッキーで認定された」と語っている人がいましたが、大きな間違いです。

インドネシアでもローラースポーツ開催種目は二転三転したと聞いています。そして最終的にスピード2万mを死守したのです。Normanやその他関係者が勝ち取ったアジアンゲームだったのです。

daiskating

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